インフル注意報発令 県内今季初、患者760人


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 県健康増進課は10日、12月30日~1月5日の1週間で、1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が13・10人となり、注意報発令基準値10人を超えたため、今季(昨年9月以降)初のインフルエンザ注意報を発令した。定点医療機関は県内58カ所あり、患者数は合計760人に上っている。

 県は感染防止のため手洗い、うがいに加え、ティッシュで口と鼻を押さえる「せきエチケット」の徹底などを呼び掛けている。かかった場合は、医療機関の受診と、感染を広げないために会社や学校を休むよう勧めている。
 患者数を年齢別にみると、20代が147人(19・3%)と最も多く、30代が134人(17・6%)で続くなど若年層が多い。同課によると、検出されたインフルエンザウイルスはA香港型が主流になっている。