歌や踊りで交流 中部広域の児童65人、山形到着


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山形県の児童との歓迎交流会でエイサー「ミルクムナリ」を披露する沖縄県の児童ら=14日、山形県新庄市の玉姫殿

 【山形県で真栄城潤一】中部広域市町村圏事務組合が交流事業のために派遣した児童65人が14日、山形県新庄市に到着した。同県の最上広域市町村圏事務組合(山尾順紀理事長)の児童と食事や名刺交換をしたほか、互いに歌や踊りを披露して親交を深めた。

 3泊4日の日程で、スキーや雪遊びを通して交流する。この日は那覇空港から航空機と新幹線を乗り継いで新庄駅に到着。移動中、窓越しに雪景色が見え始めると、児童らは大きな歓声を上げた。歓迎交流会では沖縄の児童はエイサー「ミルクムナリ」と「島人ぬ宝」の三線の演奏や歌などを披露。山形の児童は花笠踊りを舞った。最後には参加した児童全員で手をつないで輪を作り「ビリーブ」を合唱した。
 うるま市立兼原小5年の國吉倫子さんは「最上の人たちの温かい心を感じている。いろんなことを学んで、沖縄の家族や友達に話したい」とあいさつした。