「大寒」にヒマワリ満開 発表会のご褒美、園児ら笑顔


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ヒマワリの「ご褒美」に笑顔を見せる園児たち=20日、豊見城市豊見城

 【豊見城】社会福祉法人そてつ福祉会「大地保育園」(嘉数成勇園長)は20日、豊見城市豊見城の市道2号沿いにある同園の農園で、満開になったヒマワリを園児約190人に1本ずつプレゼントした。18日に開催された生活発表会の「ご褒美」をもらい、園児らは笑顔を見せた。

 同園では、1998年から約500平方メートルの農園でジャガイモなどを栽培。その緑肥を兼ねてヒマワリを植えている。10月中旬に種まきしたヒマワリは、臨時職員の稲家和子さん(66)が手塩にかけて育て、1月中旬から大輪の花を咲かせている。
 園児たちはヒマワリ畑を散策。冬空の下、太陽を探すように咲くヒマワリを観賞した。金城果歩ちゃん(5)は「きれいなヒマワリをもらってうれしい。おうちに飾って、種を自分で植えたい」とはにかんだ。
 嘉数園長は「子どもたちが喜んでくれるのがうれしい。今月末まで近所の人にも楽しんでもらいたい」と話した。