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新聞労連は23日、平和・民主主義の確立などに貢献した記事を表彰する「第18回新聞労連ジャーナリズム大賞」授賞式を東京都で開いた。式では「沖縄の不条理を突く 4・28『主権回復の日』に関する一連の報道」で優秀賞を受賞した琉球新報や「A級戦犯ラジオ番組で語る」「連載『原発事故とウチナーンチュ・本紙記者リポート』」で疋田桂一郎賞を受賞した琉球新報社会部の当銘寿夫記者らを表彰した。
大賞は高知新聞の「平和、人権、民主主義に関する一連の報道」が受賞。このほか優秀賞に沖縄タイムスの連載企画「波よ鎮まれ~尖閣への視座~」、疋田桂一郎賞に毎日新聞東京本社の日野行介記者の「福島第1原発事故による被ばくと健康影響に関する報道」が選ばれた。
選考委員を代表して講評を述べたルポライターの鎌田慧さんは、優秀賞を受賞した琉球新報の報道を「沖縄がいかに矛盾を押し付けられてきたかを紹介する紙面をつくっている。(紙面には)沖縄から声を上げていきたいという気持ちが表れている」と紹介した。
本紙の受賞は4年連続7度目。