【号外】沖尚、美里工 センバツ決定 県勢2校出場 4年ぶり


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 第86回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が24日、毎日新聞大阪本社で開かれ、沖縄尚学と美里工が出場32校に名を連ねた。沖尚は2年連続6度目の出場で、3季連続の甲子園切符をつかんだ。美里工は学校創立48年目で初めて甲子園の土を踏む。県勢の2校出場は、興南と嘉手納が出場して興南が優勝した2010年春以来、4年ぶり2度目。

 沖尚と美里工は昨年の県秋季大会決勝で対戦、続く九州大会でも初の県勢決勝対決を実現した。
 沖尚は県大会は準優勝だったが、続く九州大会で雪辱し、秋の九州2連覇を達成。さらに全国10地区の代表校が集う明治神宮大会でも快進撃を見せ、決勝は六回まで0―8の劣勢をひっくり返す圧巻の逆転劇で県勢初の頂点に立った。
 美里工は県秋季大会決勝で沖尚を延長戦の末に3―0で破って21年ぶりの優勝を飾った。九州大会は最後に1点差で涙をのんだが、初戦、準々決勝を1―0で勝ち抜いた投手力や活発な打線など、総合力の高さを印象づけた。
 選抜大会には秋季地区大会の成績を基にした一般選考29校(九州地区の神宮大会枠1を含む)と21世紀枠3校が出場。組み合わせ抽選会は3月14日に行う。

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