【中国時報】国泰商旅、中南部へ高級ホテル 既存施設の好調受け


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 台湾の国泰建設傘下の国泰商旅は、昨年初めて開業したホテル「和逸酒店(コージーホテル)」に続き、新たなブランド「台北慕軒(マジソン台北)」を設立し、16日から予約受け付けを開始した。今後、台湾中南部への展開も計画している。

 「台北慕軒」は13階建てで全124室。料金は平均7500元(約2万6千円)と高めだが、五つ星ホテルよりは利用しやすい設定で、進出する超高級ホテルの激戦区・信義区では、その動向が注目されている。
 昨年開業したコージーホテルは高級ビジネス客にターゲットを特化。「ライトな五つ星ホテル」をコンセプトにしている。「忠孝館(ちゅうこうかん)」は平均料金が5200元(約1万8千円)と比較的高価であるにもかかわらず、開業1カ月で損益が均衡。好調な経営を続けている。