一つのエギにイカ2杯


社会
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 1月17日、ユニチカの杉原正浩さんは、アカイチャー(アオリイカの仲間)を狙って本部沖にディープエギングに出掛けた。メンバーはベテランの宮城調周さんと、釣女会会長の横目則子さん、ディープエギング初挑戦の石川麗華さんの4人で、釣り船は本部の名船「善海丸」。

 午前8時に浜崎漁港を出船、水深50~60メートルのポイントを狙った。最初のヒットは杉原さん。8時50分に0.8キロのアカイチャーを釣った。続いて石川さんに0.8キロのクブシミが釣れた。その後も杉原さんはポツポツと1キロ前後のアカイチャーを釣り上げるが、潮と風が合わず食い渋りの状況。午後1時30分になって潮が変わった途端、ほぼ同時に4人がヒット。しばらくすると海面に紅色のイカが次々に上がった。

 最後に浮いてきた杉原さんのイカを見て驚いた。一つのエギに2杯のイカが掛かっていたのだ。最初にヒットした0.6キロのイカを狙って1.8キロのイカが抱きついたようだ。4人のエギに5杯のアカイチャーが同時にヒットしたのだ。その後も入れ食いを期待したが、数杯のアカイチャーを釣り上げて釣行を終えた。

 ディープエギングはこれからがベストシーズン。読者の皆さんも一度体験してみては。善海丸090(9073)6405。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

1月17日、本部沖で0.7~1.8キロのアカイチャーを釣った(左から)石川麗華さん、宮城調周さん、横目則子さん、杉原正浩さん
1月22日、与那原マリンタウンで51センチ・2.34キロのチンシラーを釣った奥間一史さん
1月23日、読谷海岸で37.0センチ・0.85キロのチヌを釣った玉城大空さん
1月20日、水釜で1.85キロと1.15キロのアオリイカを釣った知花敏幸さんと彩月さん
1月20日、那覇一文字で3キロのカツオを釣った比嘉敏夫さん(クラブキザクラ)
1月18日、伊計島で65.4センチ・3.45キロを筆頭に4尾のタマンを釣った東恩納克宏さん
1月18日、塩屋湾でキス28センチとコノシロ20センチを釣った岡田賢幸さんと航希さん
1月13日、伊平屋沖のジギングで10キロのオオマチ釣った西銘真伍さん(船釣り夢乃丸)
1月20日、屋慶名漁港でサンマをエサに75センチ・3.1キロのコチを釣った宮城匠さん