桑江、島袋氏出馬へ 沖縄市長選 一騎打ちの公算


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(左から)桑江朝千夫氏、島袋芳敬氏

 【沖縄】4月27日投開票の沖縄市長選に自民党県連幹事長代理の桑江朝千夫県議(58)が出馬の意向を固めたことが28日分かった。一方、与党の革新・中道系が推す島袋芳敬副市長(64)は同日の会合で事実上の出馬表明を行った。

 両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。
 沖縄市区選出の保守系県議と市議らは28日夕、全会一致で桑江氏擁立を決定。関係者によると、桑江氏は市長選に臨む決意を示した。近日中に選考委員会で正式に擁立を決定する。
 島袋氏は28日夜、同氏を推す「明日の沖縄市をつくる市民の会」の事務所開きで「関係者に自分の信念を伝え、政策をしっかり作りたい」と意欲を示した。東門美津子市長や高良文雄本部町長らも駆け付けた。
 桑江氏は1956年1月生まれ、市住吉出身。日大卒。市議から2008年に県議に転出、現在2期目。
 島袋氏は1950年1月生まれ、本部町出身。沖国大卒。2006年に副市長に就任し、現在2期目。