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【名護】北部農林高校とちんすこう本舗新垣菓子店が開発した「琉球菓子きんそこう」の販売開始に合わせ、名護市の道の駅許田で25日、高校生が観光客らに商品の魅力をアピールした。
「きんそこう」は「ちんすこう」と材料は同じだが、アグー脂を使うことで明治時代の味を再現。融点の低いアグー脂を使い柔らかな味に仕上げた。
同校食品科学科の1、2年生8人が店頭に立ち、口溶けの良さなど特徴を紹介した。新垣菓子店の新垣正枝さんは「しっとりした食感で滑らかさが特徴。風味も良い」と商品に太鼓判を押した。
商品は新垣菓子店の3店舗で販売されている。開発リーダーの仲宗根夏希さん(2年)は「名護市はアグーの里を宣言しているので、地元の人にも食べてもらいたい」と話した。