インフル患者、前週比1.5倍増 県内で警報継続


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 県健康増進課は29日、1月20日から26日までの1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者が54・12人と前週に続き警報レベル(30人)を超え、患者総数は3139人に上っていると発表した。

前週の36・74人に比べ約1・5倍増加しており、県は引き続き警報を発令している。県の担当者は患者数の伸び方から「今後数週間は、さらに増える」と予測している。
 昨年12月30日から1月26日までに検出されたウイルスの型はAH3型が約9割を占め主流となっている。県によると、20日から26日までの保健所別の患者数は、那覇保健所管内が66・50人で最も多く、八重山保健所66・0人、南部保健所60・64人と続く。同時期、県内全域で新たに学年閉鎖が3校、学級閉鎖が16校出たとの報告があった。
 県は、かかってしまった場合は、会社や学校を休むよう促している。