海保機から部品落下 重さ2キロ、石垣北側の海上


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 第11管区海上保安本部石垣航空基地は29日、同基地所属のビーチクラフト式B300型飛行機「きんばと2号」の左側エンジンの重さ約2キロのアルミ合金製カバー(長さ約75センチ、幅57センチ)が石垣島北側海上を飛行中に落下したと発表した。

 石垣航空基地によると、同機は29日午後3時に通常パトロールのため、石垣空港を離陸した。同14分にエンジンカバーが落下するのを乗員が目撃したため、パトロールを取りやめ、午後3時半に石垣空港に引き返した。同基地がヘリコプターで落下した現場付近の海域を捜索したが、部品は発見できていない。落下物による被害などの報告はないという。