13年、八重山観光客 過去最多94万人


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【八重山】県八重山事務所は29日、2013年の八重山入域観光客数が前年比32・2%増の94万2964人で過去最高だった、と発表した。八重山ビジターズビューローが目標に掲げていた80万人を大幅に上回った。

新石垣空港の開港に伴い本土直行便が新設、増設されたほか、格安航空会社(LCC)路線が就航したことで入域観光客数が大幅に伸びた。観光消費額も前年比30・9%増の580億円と推計した。
 12月の入域観光客数は前年同月比34・9%増の6万2773人。年末年始にかけて休日の並びが良く大型連休になったことや、羽田、名古屋便の増便、機材大型化があり本土直行便が好調だった。
 13年の月別の入域観光客数は14カ月連続で前年同月比を上回った。新石垣空港が開港した翌月の4月以降は9カ月連続で過去最高を更新している。
 特に7~9月は10万人を突破した。
 竹富町の入域観光客数も増加している一方、与那国町の観光客数は12月に前年同月比9・8%減の2248人となるなど、減少が続いている。