特産品 おいしいコラボ 宮古島市+静岡・藤枝市


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宮古島市と藤枝市のコラボレーションで誕生した新しい特産品=1月24日、宮古島市役所

 【宮古島】宮古島で採れる紫芋と、友好都市を結ぶ静岡県藤枝市の米粉やイチゴを組み合わせたお菓子「パイも」など、両市がコラボレーションした特産品がこのほど誕生し、1月24日から宮古空港で販売を始めた。関係者は「宮古島、藤枝両市で長く愛される商品になってほしい」と話している。

 販売を始めたのは「パイも」(税抜きで880円)のほか、紫芋に宮古島産モズク、藤枝産シイタケ、ブルーベリーの粉末を練り込んだ「紫芋ようかん」(650円)、乾燥モズクの粉末を錠剤にしたフコイダン(3500円)の3品。13日から静岡空港で先行販売している。
 新特産品は以前から宮古島漁協と連携しモズク商品などを開発していた西光エンジニアリング(藤枝市、岡村邦康社長)などのチームが約10カ月(フコイダンは3年)かけて開発を進めていたもの。
 昨年6月には試作品を披露していた。
 岡村社長は「先行発売した静岡空港では快調な滑り出しだ。今後も規格外マンゴーの商品化など宮古島と藤枝の交流を深めたい」と話した。