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「第36回那覇の物産展」の最優秀賞に謝花きっぱん店(謝花ひさの代表)の「冬瓜漬(とうがんづけ)アソート」が選ばれた。1月17日の審査会で17社の商品の中から最も高い評価を得た。
審査員は伝統菓子を5種類の味で工夫した点やパッケージの斬新さなどを評価した。謝花さんは「自信作だったので素直にうれしい」と受賞を喜んだ。
同店が扱うきっぱんと冬瓜漬は300年ほど前に中国から伝えられ、琉球王朝時代から王府や冊封使へ提供した伝統菓子。冬瓜漬アソートはプレーン、丹波の黒豆入りきな粉、抹茶、ショウガ黒糖、ココナツの5種類の味が楽しめる。
3年前に6代目店主となった謝花さんは「琉球伝統菓子を若い人にも手に取ってほしい」と思っていた。英国人の夫が冬瓜漬に抹茶をまぶしたことがきっかっけで試行錯誤を重ね、アソートが完成した。京都の老舗茶席でも高い評価を得ているという。3月いっぱいまでは期間限定で「冬瓜漬チョコレート」も販売している。
第36回那覇の物産展は2月18~24日まで、デパートリウボウ6階催事場で開かれる。
英文へ→Tougazuke sweet awarded top prize at 36th Naha Food and Product Fair