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【恩納】恩納村商工会女性部(當山美津部長)による、毎年恒例の旧正月お節作りが1月30日、村婦人の家で行われた。女性部が愛情を込めたお節料理は、80歳以上の1人暮らしのお年寄り、140戸に配られた。
女性部全員が29日から準備に入り、30日には民生委員などの協力を得て配達した。お節には、村琉歌会で詠まれた「初春ゆ迎けて年や重ねてん心若わかと暮らちいかな(新年を迎えて、また年を重ねてきたが気持ちはいつまでも若々しく暮らしていきたい)」と書かれたのしも付け加えられた。
毎年、お節作りに参加している仲泊区の宇室久美子さん(60)は「長寿の人が増えてうれしい。みんな楽しみに待っていてくれるので配達しがいがある」と笑顔で話した。(小山猛三郎通信員)