日台操業ルール 「必要な見直し検討」外相が見解


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】岸田文雄外相は7日の参院予算委員会で、1月に合意した日台漁業取り決め(協定)の操業ルールについて「合意した操業ルールの実施状況を見守っていきたい」とした上で、「今後改めて検証し、必要な見直しを検討していく」と述べた。儀間光男氏(維新)への答弁。

 日本政府は尖閣諸島問題をめぐる中国と台湾の連携を阻止するために協定の締結を急いだとの見方については、「台湾は昨年4月の取り決めに先立って、『中国と連携しない』という立場を表明している」と述べ、関連を否定した。