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【東京】キャロライン・ケネディ駐日米大使は11日、就任後初めて沖縄を訪問する。12日には仲井真弘多知事と会談するほか、県内市町村や経済界要人らとの懇親会を予定している。
ケネディ氏は仲井真知事との会談で、知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことを踏まえ、引き続き移設への協力を求める意向だ。さらに沖縄の基地負担軽減の必要性にも理解を示すものとみられる。
ケネディ氏は13日までの日程で、首里城の視察、学生と交流する機会も計画している。米軍普天間飛行場の視察や米兵を激励することも検討しているが、詳細は明らかにしていない。
稲嶺進名護市長は4日の記者会見で、ケネディ氏に「できれば辺野古まで来て、ぜひ現地を見てもらいたい」と要望している。