名護商工が全国3位 楽天ITプレゼン大会


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楽天ITプレゼン大会で全国3位に入賞した生徒たち=5日、名護商工高校

 【名護】全国から14高校が参加して、インターネット通販の技術や発信力を競う「楽天ITプレゼン大会」がこのほど東京で開かれ、名護商工高校ビジネス情報科3年生5人が3位に入賞した。

家族連れをターゲットにサーターアンダギーを物語形式で売り込み、素材の安心・安全も強調。楽天出店者などによる講評では「構成が良い」「客層がはっきりして買いやすい」と好評価を得た。
 参加したのは伊波夏姫さん、新垣佳南子さん、原国優菜さん、花城滉亨(ひろあき)君、下地春花さん。楽天と各高校が共同で行う電子商取引授業の一環として昨年6月にスタート。商品選定から販売ページの開設まで、プロの支援を受けながら主体的に取り組んできた。
 伊波さんは「みんな意見が違うのでまとめるのが大変だったが、家族連れを狙った商品ということでまとまった」と振り返る。販売するページでオリジナルキャラクターを演じた花城君は「全てゼロからのスタートだったが、いい結果が出せて良かった」と満足そう。下地さんは「みんなで協力し合い、よい経験になった。将来は沖縄の活性化に役立てるよう楽天のような大企業で働きたい」と夢を語った。