高江洲小「百歳」祝う 子どもたちが希望の風船


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百周年を祝い風船を放つ子どもたち=9日、うるま市の高江洲小学校

 【うるま】うるま市立高江洲小学校の百周年記念式典・祝賀会が9日、同校で開かれた。在校児童や卒業生、保護者、地域住民が共に節目を祝った。

 同校マーチングバンド部の演舞の後、島袋夢向子(ゆいこ)さん=2年=の「大きな夢をかなえるために頑張りたい」との掛け声で、全校児童509人と高江洲幼稚園の園児72人が約600個の風船を空に放った。
 記念式典で期成会の新里浩光会長は、運動会の校歌ダンスやパレードなど本年度実施した事業を振り返り「皆さんにとっていい思い出になったのではないか。学校や地域の伝統を引き継いでいってほしい」と期待した。
 児童代表の古堅響君=6年=は、「学校は地域の多くの人に100年思い続けられてきた。これから50年、100年先の児童も幸せな学校生活を送ってほしい」とあいさつした。