琉球新報社 【中部】第２２回「２０１４おきなわマラソン」（主催・中部広域市町村圏事務組合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄陸上競技協会、県総合運動公園指定管理者トラステック、共催・県高等学校体育連盟）が１６日、沖縄市の県総合運動公園を発着点に開催された。大会には過去最多となる１万７２８３人（フルマラソン部門１万３７３８人、１０キロ部門３５４５人）がエントリー。そのうち、速報値で１万４１８４人が出走した。
東門美津子実行委員会会長（沖縄市長）は「日頃の練習の成果を十分に発揮され、新たな記録更新への挑戦を目指してもらいたい」と走者を激励。号砲とともにランナーたちは一斉にスタートし、爽やかな表情で中部路を駆け抜けた。
沿道ではランナーに配布する菓子や果物、水などを手にした住民や地元企業、ボランティアたちが声援を送った。エイサーやバンド演奏なども披露して、ランナーを後押しした。
競技マラソンの男子は、中西拓郎（２５）＝福岡県＝が２時間２６分１２秒で初優勝した。女子は池原綾乃（２８）＝浦添市＝が３時間１分２５秒で初優勝。１０?ロードレース一般男子は田子康宏（３０）＝広島県＝が３１分５１秒で初優勝、一般女子は津波古美月（２１）＝沖縄市＝が３７分５５秒で２連覇を果たした。
