資料提出めぐり紛糾 知事承認調査の県議会百条委


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた仲井真弘多知事による埋め立て承認について審議する県議会の調査特別委員会(百条委)は19日午前、この日の集中審査開始を前に野党側が要求していた資料を県執行部が提出しなかったことをめぐり紛糾し、開会できない状態となっている。

 初日は當間秀史環境生活部長を証人喚問する予定。
 野党側は開会を前に、県執行部に再度の資料請求を提案。委員会は開会せずに休憩に入った。
 委員会は午後1時すぎに再開する見通しだが、野党側は執行部が提出に応じなければ、委員会での議決を求め、任意提出から百条委の調査権に基づく提出要求に切り替える手続きに入る構え。開会はさらにずれ込む可能性もある。
【琉球新報電子版】

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