観光収入977億円 10~12月、客数7%増


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 県文化観光スポーツ部は20日までに、2013年度第3四半期(10~12月期)の観光収入(速報値)をまとめた。延べ宿泊者数が前年同期比8・9%増の395万人泊で、観光収入は4・0%増の977億2600万円となった。1人当たりの県内消費額は3・0%減の6万2163円だが、入域観光客数が7・2%増の157万2100人となったため、観光収入全体を押し上げた。

観光客の平均滞在日数は0・03日増の3・51日、リピーター率が1・2ポイント減の76・1%だった。
 「宿泊費」は平均滞在日数の増加などで7・1%増の1万6652円。「飲食費」は6・2%増の1万3981円となった。円安の影響で外国人観光客の飲食費が増加した。
 一方、消費単価が低いリピーターが増加したため、「土産・買い物費」は10・9%減の1万4533円。「娯楽・入場費」はビジネス客増の影響で、15・4%減の5927円となった。