還付加算金、後期高齢で未払い 名護市と浦添市


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 名護市は21日、市民税や後期高齢者医療保険料の還付加算金を住民に支払ってなかったことを、市議会臨時会の冒頭で説明した。市によると、地方税法の時効となる過去5年分で計735件(287人)、約156万円が未払いの可能性があるという。浦添市でも、後期高齢者医療保険料で10件程度、5~6万円ほどの未払いがあることが分かった。

 両市はこれまでに、国民健康保険税の還付加算金未払いが判明している。
 名護市は他にも介護保険料、軽自動車税でも還付加算金の未払いがあることも説明した。
 還付加算金は、所得の変動や控除などで、市民税などが減額されて還付金が生じた場合、起算日からの経過日数に応じて支払われる利子。