南風原の特産野菜モチーフに ビュウリーランド完成、大型遊具に大喜び


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新設された大型遊具ビュウリーランドの前で笑顔を見せる園児と城間町長ら=20日、南風原町宮城公園

 【南風原】南風原町が再整備を進めてきた宮城公園「ビュウリーランド」が20日供用開始された。同日開かれたセレモニーで城間俊安町長や近隣の開邦幼稚園、なのはな保育園の園児ら100人余が参加し、テープカットを行った。

 同公園は1995年4月に開設されたが、施設の老朽化で安全性に不安があることから、都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業として国の補助を受け、2012年度から、テニスコートや健康遊具、園路舗装、大型遊具などを整備した。事業費は約1億4900万円。
 「ビュウリーランド」は町にある二十一連橋をイメージし、町特産のヘチマ、はえばる美瓜(ビュウリー)などをモチーフに、滑り台やタワーなどのコンビネーション遊具やモノレールをモチーフした遊具もある。
 城間町長は「素晴らしい広場ができた。一人でも多くの方に利用してもらい、喜ばれる公園にしてほしい」とあいさつ。園児らはエイサーや獅子舞演舞で新広場のオープンを祝った。開邦幼稚園の土内雄乃真君(6)は「楽しそうな公園になった。滑り台を滑りたい」と笑顔を見せた。