読谷「日本一の村」引き継ぎ 岩手・滝沢から記念盾


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記念の盾を手にする石嶺伝実読谷村長(右から3人目)と柳村典秀滝沢市長(同4人目)=22日、岩手県滝沢市

 【岩手県滝沢市で大城和賀子】ことし1月に最も人口の多い村になった読谷村は22日、昨年まで1位だった岩手県滝沢市(旧滝沢村)と「人口日本一の村」の引き継ぎ式を滝沢市内で行った。柳村典秀滝沢市長が石嶺伝実読谷村長に記念の盾を手渡した。

 引き継ぎ式は岩手産業文化センター・アピオの「いわてS―1スイーツフェア」の会場内で行われ、村文化協会員らでつくる「読谷村琉球芸能団」の40人が棒術や空手、琉球舞踊を披露した。読谷村はこれまで人口の多い村2位だったが、1位の滝沢村がことし1月に市に移行したため、1位に繰り上がった。1月末現在、滝沢市の人口は5万5106人で、読谷村は4万1039人。読谷村に次いで人口の多い村は茨城県東海村で3万7959人(1日現在)。
 芸能団は23日午後0時半にも同会場で演舞を披露し、コミュニティ放送局のFMよみたんがインターネット放送サイト・ユーストリームを通じて生中継する。