【中国時報】MRT来年末開通 台北―空港間、構想20年


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 台湾政府交通部(国交省)高速鉄道局はこのほど、台北と桃園の台北国際空港を35分で結ぶMRT(新交通システム)が2015年末、全面開通すると発表した。1990年代から構想に着手して20年。待ちに待った開通に、期待の声が高まっている。

 同路線は台北市内から台北国際空港を経由し、桃園市内を結ぶもので、駅数は21。工事の91・77%が完了しており、1月には空港から桃園市内を結ぶ区間のシステムのテストも開始。10月には台北から三重市の区間のテストも開始する。
 テスト終了後、桃園県などが設立する新会社に引き渡され、運営を任される。高速鉄道局では台北から空港までのノンストップ快速で160元(約540円)、各駅停車で80元(約270円)を予定している。