しまくとぅばの普及を目的に、那覇市内の児童による組踊や琉舞を鑑賞する「琉球伝統芸能観賞会」(主催・壺屋小・壺屋中・神原中PTAなど)が23日、壺屋小学校体育館で開かれた。子どもたちと保護者ら合わせて約300人が参加した。
壺屋小・神原小・天妃小の4~6年生の児童16人が伝統芸能を披露。神原小・神原中・壺屋小の児童生徒が鑑賞した。組踊の重要無形文化財保持者・比嘉義雄さんらの指導で昨年10月から練習してきた組踊「執心鐘入」では、しまくとぅばを使って堂々と演じきった。
組踊で「宿の女」を演じた小橋川桃生さん=壺屋小6年=は「小学校を卒業しても続けていきたい」と目標を語った。