行政、民間、市民が一体に 協働まつり 初めて開催


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協働まつりで、工作遊びに夢中になる子どもたち=9日、那覇市のぶんかテンブス館

 那覇市民による地域おこしなどを紹介する「なは協働まつり」(市協働によるまちづくり推進協議会主催)が9日、那覇市ぶんかテンブス館を主会場に開かれた。多くの親子が訪れ、子ヤギとのふれあい体験などを楽しんだ。

 協働を主題にした祭りが、市内で開かれるのは初めて。健康講話や健康料理教室、介護の専門家による無料相談コーナーなどが設置され、行政と民間事業所、市民がそれぞれできることを持ち寄り、祭りを開催した。
 「おやこでエコアート」で工作に熱中していた與那原心乃(ここの)ちゃん(5)は「セロハンを切ったり、並べたりした。楽しかった」と笑顔を見せた。同協議会の井上正邦副会長は「行政と市民だけでなく、民間(事業所)が加わって初めて協働の力が発揮される。それが形になり、うれしい」と語った。