駐留ロ軍の動きに警告、自制要求 ウクライナ情勢で米国務長官


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 【ワシントン共同】ケリー米国務長官は2月28日、ウクライナ情勢をめぐりロシアのラブロフ外相と電話会談し、ウクライナ南部クリミア自治共和国に駐留するロシア軍の動きに懸念を表明、「(軍事介入との)誤解を招きかねない」と警告し、自制するよう強く要求した。

 国務省でコロンビア外相と会談後の記者会見で明らかにした。ケリー、ラブロフ両氏の電話会談は2日連続。
 ロシアはクリミアに黒海艦隊の拠点を置いており、ケリー氏は記者会見で「基地協定に基づきロシアが出入りする権利があるのは確かだ」と指摘。同時に軍事介入は重大な誤りだと重ねて強調した。
(共同通信)