“温暖化なぜ起きる?” シャープが伊江村で出前授業


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手回し発電機で電球を発電させる児童=伊江村立西小学校

 【伊江】伊江村立伊江小学校(玉城洋之校長)と西小学校(佐次田誠校長)の6年生44人を対象に、沖縄シャープ電機はこのほど、西小学校で「地球温暖化と新エネルギー(太陽光発電)について」の出前授業を開いた。

 同社の担当者3人が講師を務め、地球温暖化を引き起こす原因や仕組みなどクイズを交えて説明。太陽電池の作り方や太陽の光で発電する太陽光発電の仕組み、メリットなどを講話した。
 会場になった西小は2012年度文部科学省補助事業で太陽光パネルを導入している。同社の担当者は、太陽光発電システムが示す同校の発電電力量の変化をグラフなどで説明し「地球温暖化を防ぐために電気の無駄遣いをやめ、みんなの力で地球環境を守ろう」と呼び掛けた。
 西小6年の崎浜幸多君は「太陽の光でこんなにたくさん発電できるとは思わなかった。パネルを見てあらためて節電していこうと思った」と話した。(中川廣江通信員)