中南部等で震度4 6時間後、震度3 沖縄本島周辺


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 3日午前5時11分ごろと同11時27分ごろ、沖縄本島と離島の各地で2度の地震があった。午前5時すぎの地震では、うるま市、恩納村、中城村、八重瀬町で震度4を観測。沖縄気象台によると、沖縄本島で震度4以上の地震を観測したのは2011年11月以来2年4カ月ぶり。早朝の地震発生に、眠りを妨げられた県民から「怖かった」との声が上がった。

 午前5時すぎの地震の震源地は沖縄本島北西沖。震源の深さは約118キロメートル、地震の規模はマグニチュード6・4。
 11時27分に発生した地震の規模はマグニチュード5・0、糸満市などで震度3を記録した。震源地は沖縄本島近海で、震源の深さは約47キロメートル。気象台は二つの地震について、震源地が離れていることから直接の関係はないとした。
 県警などによると、地震による人身への被害は確認されていない。沖縄都市モノレールや那覇空港を離着陸する航空機など交通にも影響はなかった。
 同5時11分ごろに発生した地震の各地の震度は次の通り。(震度3以上)
 震度4=うるま市、恩納村、中城村、八重瀬町
 震度3=那覇市、浦添市、糸満市、宜野湾市、沖縄市、名護市など沖縄本島のほぼ全域と、本島周辺の離島、渡嘉敷村、座間味村、久米島、渡名喜島