経済

琉大生の企画、実現 ホテル日航那覇、首里観光プランに

自ら考案した観光プランを発表する「チームおもてなしゅり」の5人=2月26日、那覇市首里山川町のホテル日航那覇グランドキャッスル

 琉球大学観光産業科学部2年生の5人が考案した首里観光プランが、4月から那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルのウエブ商品として販売される。2月26日に同ホテルで学生たちが、荒武健二総支配人らに発表した。学生が考案したプランを商品化するのは同ホテルでは初めて。

 プランを考案したのは、名城志穂さん(20)、喜瀬由梨香さん(21)、宮城華織さん(20)、上塚未来さん(20)、神谷遥さん(20)の「チームおもてなしゅり」。昨年12月に同大で開かれた、県内4社が抱える課題を踏まえ観光産業科学部2年生89人17チームが独自の商品企画を提案する「Try the MISSION(トライザミッション)」で、最も高い評価を獲得した。ホテル側とも意見交換した上で、商品化が実現した。4月からインターネットで申し込める。
 商品の名称は「あなたも首里人(しゅりんちゅ)!散策ステイ~衣食住を大満喫プラン~」。首里山川町にある同ホテルの立地を生かし、中高年層をターゲットに首里の魅力を伝えるプランだ。ホテルでの発表で学生5人は首里城や玉陵、首里金城町の石畳などをNPO法人那覇市街角ガイドの案内で散策する3コースを紹介。散策前にコースについての「ちょこっと説明会」を開き、散策後にちんすこうや琉球ガラスをプレゼントするなどの“おもてなし”も提案した。
 荒武総支配人は「学生としてはよく練られているプランだ」と評価。「プランの売り方、宣伝方法を考える必要がある」と指摘した。我那覇学営業部宿泊販売グループ長は「他のホテルにはない、首里にからめた着目点がよかった」と講評した。
 発表後、喜瀬さんは「利益を追求する企業側の視点が少し足りなかったが、学生らしい提案ができた」と振り返った。名城さんは「これを機に沖縄の観光をもっと学び、伝統文化を観光客に伝えたい」と意気込んだ。



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