【東京】第18回ふるさとイベント大賞(地域活性化センター主催)の表彰式が5日、千代田区の東京国際フォーラムであり、県内から糸満市の「糸満大綱引」が大賞に選ばれた。県内からの大賞受賞は初めて。
古くからの地域特有の風習を継続し、市民一丸となって行事を盛り上げていることが評価された。
式典には、糸満大綱引行事委員会の上原健市会長、玉城忠副会長ら関係者が出席した。上原会長は「喜びと同時に驚いている。時代に即した新しい企画も持ちながら、今後も続けていきたい」とあいさつした。
糸満大綱引は毎年旧暦の8月15日に開催。行事当日に糸満市内の各地域から持ち寄った小綱で大綱づくりを行うのが特徴で、観客動員数は約3万3千人。ことしは9月8日に開かれる。
今回のふるさとイベント大賞には全国から169の応募があり、糸満市を含む7市・地域が選ばれた。
英文へ→Itoman tug-of-war wins grand prix in 18th Furusato Award