ゆんたくで島おこし 屋我地、活性化へ多彩な提案


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ゆんたく会で盛り上がり乾杯する参加者=2月21日、名護市の饒平名公民館

 【名護】屋我地島の地域づくりへ一歩を踏み出し、住民主体となる地域活性化について考えようと、夢の懸け橋事業「すりてぃ語らな屋我地でゆんたく会」(名護市屋我地支所主催)が2月21日、饒平名公民館で催された。

青年会、婦人会、老人会、観光協会、ツーリズム事業者など80人余が参加し、屋我地の未来を語った。
 ゆんたく会では、青年会から提案された民泊事業をはじめ、老人会、婦人会などから花の島構想、災害に強い島づくりなど、さまざまな提案があった。
 名護市区長会会長でもある古堅正宗済井出区長は「次回は、この島でホラ吹き大会を開き、地域の夢をさらにみんなで語り合い、共有したい」と今後に期待した。
 ゆんたく会の前には、久志地域交流推進協議会の永井智一さんによる地域づくり講演会があった。永井さんは、海外での経験談を交えながら、久志地域の現状と今後について説明し「民泊では理念の大切さとともに、お年寄りが元気な地域になるために、住民の声をどれだけ反映させることができるかを心掛けている」と語った。(宮城良勝通信員)