国交省の土砂災害防災絵画、二ノ田さん優秀賞 県内4年ぶり


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 国土交通省が全国の中学生から募集した「土砂災害防災に関する絵画」で優秀賞(事務次官賞)に那覇市立金城中学校3年の二ノ田桜子さんが選ばれた。県内からの受賞は4年ぶり。表彰式が7日、県土木建築部長室で行われ、末吉幸満土木整備統括監から表彰状が手渡された。

 受賞作は「迫る危険!!」と題し、大量に流出する土砂に見立てた大きな手が家屋に迫る様子を表現し、警鐘を鳴らした。二ノ田さんは「災害のニュースを見て描き始めた。自分の手を写真に撮って描いた。大きな賞がもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
 募集には全国から絵画、作文合わせ3386点の応募があり、66点が入賞した。

二ノ田さんが描いた土砂災害防止の絵画
二ノ田桜子さん