優勝候補は沖尚が1位 選抜キャプテントーク


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キャプテントークに参加する(左から)沖縄尚学の赤嶺謙主将、美里工の高江洲大夢主将ら=13日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホール

 第86回選抜高校野球大会(21日から12日間・甲子園)の抽選会が14日に行われるのを前に、沖縄尚学や美里工ら出場32校の主将が一堂に会する「キャプテントーク」が13日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれた。

和やかな雰囲気の中、各主将がチームの特徴や意気込みなどを語った。
 事前アンケートによる優勝校予想では、昨秋の明治神宮大会を制した沖尚が11票で堂々の1位に選ばれた。沖尚の赤嶺謙主将は自らも沖尚を挙げたことに触れられると、「優勝を目指して練習してきたのでそこは譲れない」と力強く語った。2位以下は神宮で沖尚と決勝を戦った日本文理(新潟)が6票、昨夏の甲子園メンバーが残る横浜(神奈川)が4票で続いた。
 美里工の高江洲大夢主将は、ベリーダンスやクロスフィットトレーニングといったユニークな練習を「野球だけでは身につかない俊敏性やパワーが付いた」と紹介した。21世紀枠で奄美群島から甲子園初出場を果たす大島の重原龍成主将は、離島のハンディを問われ「それを克服してこその野球だと思っている」と語った。