沖尚が初戦突破 きょう美里工登場 センバツ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【甲子園取材班】第86回選抜高校野球大会第3日は23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦3試合を行い、昨秋の明治神宮大会を制した沖縄尚学が1-0で報徳学園(兵庫)に競り勝ち、初戦を突破した。

 選抜大会でともに2度の優勝経験がある強豪同士の対決は息詰まる投手戦となった。沖尚は二回1死から、四球、打撃妨害、犠打で確実に走者をため、2死二、三塁で公式戦初先発出場の中村将己が左前適時打を放ち1点を先制。投げてはエース山城大智が二回以降二塁を踏ませない力投を見せ、4安打完封で最少得点を守りきった。沖尚の2回戦は第7日の27日、第2試合(午前11時半開始予定)で県出身のエース比嘉新を擁する白鷗大足利(栃木)と対戦する。
 第4日の24日は1回戦3試合があり、美里工が登場。第2試合(午前11時半開始予定)で関東第一(東京)と戦い、初の県勢2校同時16強入りを目指す。