【甲子園取材班】第86回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場した大島高校(鹿児島県奄美市)が25日、甲子園球場で初戦を迎えた。アルプススタンドは地元の応援団で埋め尽くされ、全力でプレーする選手に声援を送った。
勝利は逃したが「感動をありがとう」と健闘をたたえる声が上がった。
アルプス席は最上段まで埋まり、奄美の島唄などで応援した。大きくリードされて迎えた最終回も選手は笑顔を絶やさず、温かな拍手が湧き起こった。応援団長を務めた秀岡裕治君(3年)は「選手は島の誇りだ。一生懸命プレーしていて感動した」と話した。