花あふれる地域に 北農定時3生徒、古宇利区に500本寄付


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マリーゴールドの花を贈る北部農林定時制の生徒と、古宇利区の宮城博政区長(左から2人目)ら=25日、今帰仁村古宇利

 【今帰仁】県が進める「花のゆりかごプロジェクト」の一環として、北部農林高校定時制の生徒3人が25日、今帰仁村古宇利区(宮城博政区長)を訪れ、同区にマリーゴールドの花500本を贈った。花は島の入り口にある「ふれあい広場」に植えられ、観光客らを出迎える。

 訪れたのは同校定時制に通う今帰仁村在住・出身の新川裕之さん(30)、崎浜健吾さん(26)、金城竜也さん(18)。宮城区長と広場の指定管理者であるリセットジャパンの玉城喜次さんが花を受け取った。
 宮城区長は「年間60万人が訪れる島の入り口でもあり、多くの人に楽しんでもらいたい」と喜んだ。
 「花のゆりかごプロジェクト」は県立農林高校6校が栽培した花を自治会や小学校に届け、住民参加型の緑化運動推進を目的にしている。同時に農林高校の生徒の社会参加や次代の生産者育成も図る。北部農林高校は古宇利区のほか、名護市立瀬喜田小学校にも花を贈っている。