警戒船は1日1隻 辺野古調査、防衛局が回答


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 沖縄防衛局は28日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事に向けたサンゴ類の調査業務の仕様書で、「現地作業で見込む警戒船数は100隻」と記した件に関する本紙の質問に対し「調査日数を100日、1日当たり1隻を見込んでいる」と回答し、100隻は延べ数だと説明した。

 一方、27日に入札を公告した海底ボーリング調査の際に想定される住民の抗議行動への対応については、現段階で未定としている。
 警戒船の目的について防衛局は「作業などの関係船舶や付近を航行する船舶の安全を図る」と説明した。
 ジュゴンに関する業務などの仕様書に「警戒船数50隻」と記述していることに関しても「1日当たり1隻」としている。