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春のセンバツで沖縄尚学高校が準々決勝に臨んだ31日午前10時すぎ、那覇市の同校講堂には付属中学校と高校の吹奏楽部員を含めた生徒や学校関係者約120人が集まった。3回表までに対戦相手の豊川高校(愛知県)に6点を先取されたが、生徒らは懸命に応援を続けている。
中高吹奏楽部は沖尚攻撃の回が来るたび、人気ドラマ「あまちゃん」のテーマ曲を甲子園まで届けとばかりに、大音量で奏でた。4月から同中3年に昇級する吹奏楽部打楽器担当の祖慶有沙さん(14)は「頑張ってほしい、勝ってほしい。点を取られても取り返してくれると信じている」と力を込めた。【琉球新報電子版】