沖尚4強ならず センバツ準々決勝


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準々決勝で敗れ、グラウンドに向かう沖尚ナイン=31日、兵庫県西宮市の甲子園球場(金良孝矢撮影)

 【甲子園取材班】第86回選抜高校野球大会第10日は31日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝があり、2年連続6度目出場の沖縄尚学は初出場の豊川(愛知)に2―6で敗れ、6年ぶりの4強入りを逃した。

 沖尚は、ここまで2試合連続完投のエース山城大智が立ち上がりを攻め込まれた。一回、3連打を含む4安打を浴びて3失点すると、二回は2死から2安打に失策が絡んで2点を失った。三回からマウンドに上がった久保柊人は、7回を投げて1失点と好投しただけに、序盤の大量失点が痛かった。
 打線は0―6の四回に上原康汰の適時打で1点を返し、八回には西平大樹の適時二塁打で2点目を挙げたが、反撃もここまで。豊川のエース田中空良を最後まで攻略できなかった。