辺野古埋め立て設計着手へ 防衛局が業者選定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄防衛局が入札公告していた米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する陸域生物などの調査検討や、埋め立て設計など6件の関連業務の受注業者が1日までに決定した。沖縄防衛局と業者で調整し、近く着手する見通し。

 沖縄防衛局は「政府として一日も早い移設実現を目指している」として、地元の稲嶺進名護市長の反対にかかわらず移設に向けた作業を進める。
 受注業者が決定したのは(1)資材調達検討(2)陸域生物等調査検討(3)環境保全(4)水域生物等調査検討(その1)(5)水域生物等調査検討(その2)(6)埋め立て設計―の6業務。
 代替基地建設工事に先立ち、キャンプ・シュワブなどの陸上と海域の生物の移動方法の検討や地形や地質の現況を記録するほか、埋め立て工事の詳細を設計する。履行期限は資材調達、陸域調査、環境保全業務が11月末、水域調査と埋め立て設計業務は来年3月末。
英文へ→Okinawa Defense Bureau selects companies to design the landfill site in Henoko