【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けて、防衛省が2013年度事業として契約した調査や設計などの事業は8件で、契約総額が14億4千万円に上っていることが明らかとなった。
4日、資料を公表した。
防衛省によると、昨年度の辺野古移設関連工事の入札公告は13件あり、契約した8件のほかに、キャンプ・シュワブ沿岸部の海底の地質を調べるボーリング調査など3件については、契約手続き中だと説明した。そのほかの2件は入札が不成立だった。
契約を結んだ事業のうち、埋め立て設計費は約6億円、水域調査は2件で約6億2千万円だった。