今帰仁でダイエット合宿 福岡大スポーツ科学部


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スロージョギングで汗を流す福岡大のメンバーら=今帰仁村総合運動公園

 【今帰仁】福岡大学スポーツ科学部の田中宏暁教授ら8人のメンバーがこのほど、今帰仁村総合運動公園などで短期間ダイエット合宿に取り組んだ。

合宿は、2012年から村が取り組む同村健康長寿体験滞在型観光促進事業と福岡大学運動生理学研究室との共同事業。沖縄の歴史や文化、食などの魅力を楽しみながら痩せる取り組みだ。
 スロージョギング健康法の推奨者でもある田中教授は、他のメンバーと共に同公園内で朝昼晩の1日3回、それぞれ60分のスロージョギングを実践した。
 沖縄空手道剛柔流池原塾の池原英樹塾長を迎え、バランスボールを使った、けがをしない体づくりも取り入れた。
 食事は管理栄養士指導の下、地元の食材を調達し、カロリーが計算された地産地消ヘルシーメニューを楽しんだ。夕食の飲酒希望者は、飲酒によるエネルギー摂取分を主食から減らした。
 田中教授は「参加者は、体重や体脂肪も落ち、最大5キロ痩せた人もいた。無理なく楽しみながら結果が出せたので効果は上々だ。今回のデータを解析し、充実した沖縄ヘルスツーリズムプログラムを作成する」などと語った。(新城孝博通信員)