琉球新報社 各地で大型のアカイチャーが釣れたとの報告が増えてきたが、女性アングラーが特大サイズを釣ったとの情報が入った。
３月２５日、沖縄市在住の石川麗華さんは、釣り仲間の野原さんからの誘いで、今シーズン２回目のアカイチャー釣りに出掛けた。糸満市西崎漁港から琉莉丸で午前７時３０分に出船。糸満沖の水深８０メートルのポイントで釣りを開始した。船長がここ数日、良型のアカイチャーを釣り上げたポイントだ。
石川さんには大型を釣ってもらおうと、ロッドはスロージギング用の竿にリールは５０００番、ラインはＰＥ２号にリーダー６号、エギは５号と大型狙いのタックルが渡された。午前１０時にヒット。リールを巻き上げると、途中２回、１０メートルぐらいラインを出して抵抗したが、１５分ほどで海面に紅色のイカが浮かび上がった。
これが、この船で今シーズン最大のアカイチャーで４．１キロの大物。船上は予想外の大物にお祭り騒ぎ。午前１１時ごろに戻って仕掛けを下ろすと、すぐに再び石川さんにヒットして３．９キロが釣れた。午後はテンヤ釣りでハンゴーミーバイなどを釣って、この日の釣りを終えた。
最盛期を迎えたアカイチャー釣りだが、これからさらに大物が狙えるシーズンを迎える。琉莉丸（平田光則船長）は０９０７１３７。（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
