普天間5年以内「答えはノー」 在日米海兵隊トップが明言


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】在日米海兵隊トップのウィスラー中将(在沖米四軍調整官)は10日、仲井真弘多知事が求めている、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止の実行可能性について、「答えはノーだ」と明言した。訪問中の米ワシントンで開いた講演で述べた。知事要求に対し、米側が「ノー」と明確に全否定するのは初めて。

 ウィスラー氏は運用停止は名護市辺野古に新基地が完成してからだとの認識を示した。新基地は建設が円滑に進んだ場合でも約10年の工期が見込まれている。
【琉球新報電子版】