彩橋幼稚園が開園 15人、晴れて入園


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真新しい園舎の前でくす玉を割り、開園と入園を祝った園児と市教育委員会関係者=9日、うるま市与那城平安座

 【平安座島=うるま】伊計、宮城、浜比嘉、平安座島のうるま市内4島から園児が通う彩橋幼稚園が9日、平安座島に開園した。同園は2年保育制度で、4歳児1人、5歳児14人の計15人の園児が入園した。開園・入園式には島々から保護者や自治会長らが駆け付け、“1期生”園児たちの晴れの姿を祝った。

 うるま市では学校統廃合で2011年度末に4島の7小中学校と、浜比嘉島の比嘉幼稚園が閉園した。その後2年間、園児たちは島しょ地域から海中道路を渡り、与那城幼稚園に通っていた。
 開園式で榮門忠光教育委員長が「先生や友達と一緒にお勉強したり遊んだりしてください」と開園を宣言した。
 5月11日には、PTA主催で、園舎と昨年完成した彩橋小中学校体育館の落成式典、祝賀会を行う予定。