【中国時報】振り替え休日6日増 公務員のみ適用


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 日曜日を含む年間の休日が109日と、先進諸国に比べて少ないことを受け、台湾政府内政部(内務省)はこのほど、来年から国定休日が土曜日と重なった場合は月曜を振り替え休日とすることを発表。

しかし、対象は公務員で企業には適用されない。
 来年は、二二八平和記念日、こどもの日、清明節、端午の節句、中秋節と10月10日の国慶節が土曜日と重なるため、振り替え休日が6日増える。企業に適用されない根拠については、労働基準法に該当する項目がないからとしている。
 先進諸国では、アメリカが年間115日、日本と韓国が119日あり、今回の改正で台湾も先進諸国と肩を並べることになる。企業に適用されない点には不満の声も出ており、政府は今年中に専門家の意見を集約し検討するとしている。