【大宜味】耕作地の有効利用を目指してそば生産などを推進する大宜味村耕作放棄地対策協議会(会長・山城清臣副村長)は11日、同村役場で「大宜味産和そば」を商標登録したと発表した。和そばのブランド化を図るもので、今後生産量増加や生産性強化などに期待がかかる。
同協議会は、2010年12月に発足した村蕎麦生産組合(平良幸太郎組合長)と協力し、耕作放棄地などでそばを生産し、消費拡大に取り組んできた。昨年は3トンの収穫があった。
商標は同協議会会長の山城副村長名で昨年10月に出願し、ことし3月20日に登録を受けた。
11日は同協議会や生産組合の関係者らが集まり、登録を受けたことを発表。「大宜味産和そば」の認知度向上に期待した。
山城副村長は「和そばを大宜味の特産品としてアピールするため、今後は生産性をさらに高めてほしい」と話した。